都会の夜を歩くだけ

東京の夜の散歩記録

菊坂~諸行無常

言問通りの弥生坂を登って東大横の通りを進む。

弥生式土器はこの辺のどこかで発見されたという。

菊坂下から菊坂を遡上する。

樋口一葉ゆかりの質店。

炭団坂。←たどん坂と読む。

今は整備された階段だけど、案内板によると昔はじめっとしてたらしい。

文京区は坂が多いので、雨など降ると水が低きに流れていくものね。

炭団坂の上はなかなか景色が良い。

赤門にたどり着いた。

ビルの谷間に本郷薬師堂が鎮座。

コロナが早く収束しますように。

すぐ近くに桜木神社。

夜でもパラパラと近所の方の参拝がある。大事に信仰されています。

春日通に浅間様が鎮座する。

ついさっき見た時はいなかったのに、いつのまにかニャンが!

無縁坂。

諸行無常を感ずるもの悲しい坂の名。

お寺さん。

南無阿弥陀仏

上野公園に戻ってくるとホームに帰って来た気分。

博物館動物園駅。

国際子ども図書館前の通り。

おしまい。

隅田川~荒川公園

荒川へ向かう。

電車の残像。

スカイツリースポット。

水の浄化施設がある。

夜の撮影はおどろおどろしくなる建物。

隅田川に到着。

東京都の大河川にもスーパー堤防がある。

千住大橋方面を望む。

そのうち渡りに行こう。

荒川公園。

むかしテレビの火の鳥で見た、こんな形の何かを思い出させる。

おしまい。

上野公園界隈

国際子ども図書館

美しい建築。

図書館の斜め向かいは、たまに開く博物館動物園駅跡。

こちらも美しい建築。

旧奏楽堂。

日本歌曲のコンサートで、最後に観客も一緒に皆で合唱したのは良い思い出。

あの感動はまた味わえるのかな。

夜行性の動物は活動中だろうか。

不忍池の弁天堂。

以前は自由に昇殿して参拝できたのに、本当に世の中が変わってしまった。

大黒様の護摩もまた行きたい。

蓮は早朝に咲くので夜は閉じている。

ボート池には何をするでもない人が集う。

なんか夜は癒されるからね。

水面の反射が煌びやか。

不忍池のすぐ近く、高層建築の裏側にお稲荷さん。

忍が丘と向が丘の境目に鎮座するという「境稲荷神社」。

ご社殿のすぐ後ろに「弁慶鏡ヶ井戸」がある。

なんとこんな大都会に霊水の井戸が湧いている。

かつて被災した人々の命を救った水。

そして暗闇坂に吸い込まれていく。

おしまい。

汐見坂~根津神社

千駄木の駅を背に団子坂を登るとモダンな建築の森鴎外記念館がある。

令和4年は鴎外の没後100年で、文京区の至る所にフラッグが下がっているのを見る。

記念館で道を曲がって汐見坂へ。昔は海が見えたなんて。

文京区は本当に坂が多い。

高低差があるので景色が変わっておもしろい。

途中の小さな公園から月を望む。

汐見坂を下って根津方面へ。

根津神社を参拝。

乙女稲荷さんから本殿側を望む。

水面に映る鳥居が風流。

下から見上げる乙女稲荷さん。

霊妙な雰囲気がある。

ご本殿の正面。

夜は閉門。

茅の輪があるとくぐらずにはいられない。

門の前から参拝。

私の影が。

夜でも舞殿はライトアップされている。

おしまい。

浅草の鷲神社~三島神社(下谷)

浅草の商売繫盛といえば鷲神社。

コロナで少しご無沙汰してしまったが夜散歩で参拝。

入口の派手な感じが下町っぽくていい。

下谷方面へ歩いて三島神社さんを参拝。

都会に残された昔ながらの立派なご社殿だけれど、宮司さんのお話では耐震対策の事もあり、このままの社殿を維持出来るかの瀬戸際らしい。

お宮の天に舞う白い龍神様が守護のよう。

さらなる神社興隆を願います。

古いお宮を次世代へ継承できるだろうか。

おしまい。

向陵稲荷坂~田端方面

西日暮里、開成脇の向陵稲荷坂

開成といえば、屈指の進学校

夜は静か。

てくてくと田端方面へ。

線路に沿った高台の道は、見晴らしがよく夜景がきれい。

スカイツリーも見える。なかなか心地よい。

いい感じ。

都会の夜は喧騒と静謐の間。

たくさんの人がいるけど、この道を歩く人は誰もいない。

おしまい。

上野公園②

夜の科学博物館。

威厳を感ずる。

科学博物館の前の通りを歩く。

闇に浮かび上がる清水寺の月の松。まんまる。

清水寺下のせせらぎの脇道。

夜の噴水広場。

夜も、多くの人が集う。

おしまい。